更生保護施設の生活・処遇

更生保護施設は、宿泊場所や食事を提供するとともに、入所する人が社会生活に適応するために様々な指導や援助を行い、その再出発を支えています。また、高齢・障がいなどで自立が困難な人たちが円滑に福祉サービス等を利用できるよう支援したり、薬物依存からの回復に重点を置いた専門的な処遇なども実施しています。
さらに専門的な知見を活かし、関係機関と連携しながら、安心・安全な地域づくりに取り組んでいます。

各施設ごとに規則があり、門限や食事、入浴などの時間が決められていますし、原則として、飲酒や金銭の貸借、粗暴行為などは禁止されています。入所する人は、これらの規則を守ることを誓約して、施設の生活を送ることになります。