更生保護協会 / 地域連携・助成事業
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現在、保護観察所ごとに50の、地方更生保護委員会ごとに8の、その他4つの更生保護(事業)協会と呼ばれている更生保護法人があります。
これらの更生保護法人は、大勢の篤志家の皆様から資金(浄財)を募り、犯罪非行をした人の立直りを支援している、保護司、更生保護女性会員、BBS会員、協力雇用主、更生保護施設などがより十全に活動ができるように、また、保護観察を受けている人たちが生活に困っている場合に援助を行うなどの、地域連携・助成事業を行っている法人です。
様々な個人、団体の方々に事業の趣旨を理解していただき、会員になっていただいています。
最近では、経済界の皆様にも支援に加わっていただいております。
犯罪・非行をした人の立ち直りを支え、彼らの再犯を防ぐことができれば、それはとりもなおさず、安全・安心な地域社会、国作りにつながっていきます。
近年、国や地方自治体がそろって犯罪をした人たちの再犯を防止するための計画・施策を展開する中で、更生保護関係団体以外に公共の衛生福祉機関等(保健・福祉、医療、居住支援法人やダルク等民間支援機関など)との地域連携の協力体制づくりが求められ、「息の長い支援」実現に向けて地域連携ネットワークの拠点としての役割(下図参照)も期待されています。
地域の関係機関と連携した「息の長い」支援

更生保護法人は、特定公益増進法人に指定されており、御寄附を頂いた皆様(個人・団体)につきましては、所得税法又は法人税法の規定により、税制上の優遇措置を受けることもできます。
是非皆様方の御支援・御協力をお願いいたします。