更生保護制度施行75周年記念全国大会(顕彰式典)
2024.10.2


政財界の代表者や関係省庁の代表者、更生保護関係団体役職員の来賓を仰ぎ、法務大臣を初め主催団体の代表者、全国から保護司及び更生保護法人役職員など1,100人以上の出席を得て、更生保護制度施行75周年記念全国大会が10月2日(水)、東京都千代田区の「東京国際フォーラム」において開催されました。同大会において、更生保護に功績のあった方々に対する顕彰式典が挙行されました。
更生保護法人関係者等に対する表彰では、
〇 法務大臣表彰として、札幌大化院「小林ヒサヨ」氏ほか44名の方々が、
〇 全国更生保護法人連盟理事長表彰として、全国49名の更生保護法人役職員を代表し、洗心之家常務理事「和田 恵」氏が、
○ 瀬戸山賞として、旭川保護会元副理事長の「塩野谷恒也」氏、千葉県更生保護助成協会元理事長の「早川恒雄」氏、中部地方更生保護協会理事(前理事長)の「栢森新治」氏が、それぞれ受賞の栄に浴されました。
「瀬戸山賞」の受賞者
〇更生保護施設関係者
受賞者;旭川保護会元副理事長「塩野谷恒也」氏
【御功績の概要】
塩野谷恒也氏は、長きにわたり更生保護法人旭川保護会役職員として対象者の改善更生に努めるとともに、同法人運営の中核を担い、更生保護施設の改築を始め更生保護事業の推進に尽力された。
また。保護司活動やBBS活動などにも積極的に取り組むなど、地域における更生保護の発展に多大な貢献をされた。
受賞者;千葉県更生保護助成協会元理事長「早川恒雄」氏
【御功績の概要】
早川恒雄氏は、更生保護法人千葉県更生保護助成協会理事長として経済界に働きかける等して県内更生保護事業の推進に尽くされるとともに、対象者の就労先確保の重要性に思いを致し、千葉県就労支援事業者機構の創設・発展に多大な貢献をされた。特に、無料職業紹介や会員のフォローアップ事業を独自に取り組むなどその功績は顕著である。
受賞者;中部地方更生保護協会理事(前理事長)「栢森新治」氏
【御功績の概要】
栢森新治氏は、更生保護法人中部地方更生保護協会役員として長きにわたり中部地方の更生保護事業の発展に尽くされた。特に、同法人理事長在任中には、広く更生保護事業の周知・広報に努め、その運営基盤の充実・強化に多大な貢献をされ、同法人の積極的かつ安定的な運営基盤の礎を築いた功績は顕著である。
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